京都駅から徒歩圏内にありながら、
今回の滞在でいちばん印象に残ったのは、
最上階にあるエグゼクティブラウンジの存在でした。
ダブルツリーbyヒルトン京都駅での、1泊2日の宿泊記です。
宿泊概要(滞在データ)

- ホテル名:ダブルツリーbyヒルトン京都駅
- 宿泊日:2026年1月31日〜2月1日(1泊)
- 会員ステータス:ヒルトン・オナーズ ダイヤモンド
- 客室タイプ:トリプルデラックスルーム
- アップグレード:なし
チェックインと第一印象
今回は自家用車で、ダブルツリーbyヒルトン京都駅へ。
ホテル1階エントランスに隣接した駐車場があり、
到着時の動線はとてもスムーズでした。


外観は落ち着いた印象ですが、館内に入ると雰囲気が変わります。
1階ロビーは想像していたより広く、天井も高め。
「ダブルツリー」というブランド名から受けるイメージよりも、
どこかヒルトンらしい重厚感があり、安心感のある空間でした。



チェックインは最上階9階にあるエグゼクティブラウンジで対応していただきました。
ロビーの喧騒から離れた静かな空間で、
コーヒーをいただきながら手続きを進めてもらえるのは、やはり上級会員ならでは。
この時点で、滞在の印象が一段、整ったように感じます。
案内は簡潔ながらも丁寧で、
滞在中のラウンジ利用やチェックアウト時間についても、
こちらの予定を汲み取った説明をしていただけました。
京都駅前という立地の良さを持ちながら、
館内は落ち着いていて、過ごす時間そのものに期待が持てる。
そんな第一印象で始まったチェックインでした。

トリプルデラックスルームの客室について
今回宿泊したのは、
4階にあるトリプルデラックスルーム。
アップグレードはなく、予定通りのお部屋でした。




ホテル自体は2024年3月にダブルツリーbyヒルトンとして開業していますが、
もともとは「ダイワロイネットホテル京都グランデ」として使われていた建物を、
改装・リブランドした経緯があります。
そのため、客室に入った第一印象は「真新しい」というより、
少し広めのビジネスホテルといった落ち着いた雰囲気。


内装はシンプルで実用的。
コンセントや照明がまとまったコーナーなども、
最新ホテルのような斬新さはありませんが、
日常使いとしては不便を感じることはありませんでした。


ベッドは3台設置されていますが、
今回はハリウッドツイン対応にしていただき、
横並びで余裕のあるレイアウトに。
トリプル利用でも圧迫感は少なく、家族で過ごすには十分な広さでした。

水回りはユニットバス仕様。
このホテルでは、プレミアムルーム以上のグレードになると
バス・トイレ別のセパレートタイプになりますが、
今回の客室はスタンダードな構成です。
ただ、極端に狭いというわけではなく、
使い勝手は特に問題ありません。



客室内にはコーヒーマシンの設置はなく、
インスタントのスティックコーヒーが用意されています。
また、お水は最初に3本用意されており、
それ以降は客室に置かれたブリタの浄水器を使うスタイル。
お水をたくさん飲む私たちにとっては、
補充を気にせず使えるのが手軽で、とても便利でした。


4階のお部屋だったため、
眺望については正直、特別感はありません。
景色を楽しみたい場合は、上階やラウンジの利用を前提にすると良さそうです。

アメニティについては、
大人用は浴衣タイプの室内着とバスローブが用意されていましたが、
子ども用のパジャマは用意がありません。
一方で、子ども用のスリッパ・歯ブラシ・スポンジは揃っており、
家族連れでも安心して滞在できる配慮が感じられました。




また、衣類類のファブリックスプレーが、
これまで見たことのないブランドのもので、
ちょっとした発見だったのも印象に残っています。


全体として、
「新しさ」や「非日常感」を楽しむ客室というより、
立地の良さとラウンジ体験を支える、
実用性重視の落ち着いた客室という位置付け。
今回の滞在スタイルには、ちょうどよいバランスでした。
最上階にあるエグゼクティブラウンジ

ダブルツリーbyヒルトン京都駅で、
今回の滞在をいちばん印象的なものにしてくれたのが、
最上階9階にあるエグゼクティブラウンジでした。
チェックイン・チェックアウトはラウンジで対応していただき、
本来12:00までのチェックアウトも、
13:00まで延ばして案内してしてもらえたのは嬉しいポイント。
さらに、チェックアウト後も30分間ラウンジを利用できるため、
最後まで慌ただしさを感じずに過ごすことができました。

◾️ラウンジの雰囲気と利用条件
ラウンジは最上階に位置していますが、
いわゆる高層階ラウンジのようなダイナミックな眺望、
というよりは、
京都らしい街並みを遠くに感じる、落ち着いた眺めが広がります。
奥の大きな窓際席からは、
京都タワーや新幹線が行き交う様子が見え、
天気の良い日には、山の方に清水寺の姿をうかがうこともできました。

本来、子どものラウンジ利用は有料ですが、
今回はサービスとして無料で案内していただき、
カクテルタイム(17:00〜19:00)も
子ども同伴で利用可能でした。




◾️イブニングカクテルタイム(17:00〜19:00)
イブニングカクテルタイムは人気が高く、
混雑時には1時間の利用制限が設けられます。
私たちもこの日は1時間の案内でした。
内容は、ヒルトン広島のように
「ここで夕食が完結する」というボリュームではありませんが、
軽食としては満足度の高いラインナップ。
エビやタコをふんだんに使った海鮮マリネサラダ、
揚げシュウマイ、棒棒鶏など、
どれも丁寧に作られていて味も良く、
特に子どもたちは、
ふわふわのドーナツをとても気に入っていました。
「軽めに一杯」という使い方にもちょうどよく、
その後に外出する予定がある日にも使いやすい印象です。


◾️ラウンジでいただく朝食
朝食については、
1階にあるレストラン「オールデイダイニング ハーベスト キッチン」を利用する場合、
子どもは有料(添い寝4歳以上から)となりますが、
ラウンジアクセス権がある場合は、
ラウンジ朝食を無料で利用できます。
この日は土日で館内が混み合っていたこともあり、
チェックイン時に
「ラウンジ朝食がおすすめです」と案内され、
結果的にこの選択が大正解でした。
ラウンジ内はとても静かで、ゆったりとした空気感。
品数が少なくて物足りないのでは…と少し心配していましたが、
実際にはそんなことはなく、
厳選された内容で、満足度の高い朝食でした。
京都らしさを感じるおばんざいの数々、
優しい味付けのすき焼き、
いなり寿司やお漬物、
そして作りたてのお豆腐まで揃っていて、
どれも丁寧で美味しいものばかり。
特に印象に残ったのがすき焼き。
柔らかいお肉に、
さらに温泉卵を乗せていただくと
とても上品で、朝から贅沢な気分に。
(毎日あるかわかりませんが、看板メニューと言っていい存在でした)


いなり寿司の優しい甘さや、
大好きなパンプキンサラダがあったのも個人的に嬉しいポイント。
(ダブルツリーby京都東山でもお見かけするパンプキンサラダと恐らく同じもので、
私はこのダブルツリーのかぼちゃサラダが大好きなのです)
結果として、
品数は控えめながらも、
京都らしさと満足感をきちんと両立した朝食で、
混雑を避けて静かに過ごしたい方には、
ラウンジ朝食はとてもおすすめだと感じました。






立地と外出|京都駅すぐ、夜散歩が楽しい距離感
ダブルツリーbyヒルトン京都駅は、
京都駅八条口から徒歩約5分という立地。
駅近でありながら、ホテル周辺は比較的落ち着いていて、
夜の外出や散歩にも向いていると感じました。
今回は自家用車での滞在でしたが、
ホテル1階エントランスに隣接した駐車場があり、
出入りがしやすいのも便利なポイント。
車内に忘れ物をしても、すぐに取りに戻れる距離感は、
地味ながらありがたい部分です。
イブニングカクテルタイムの後、
まだ時間に余裕があったため、
そのまま外へ夜散歩に出てみることに。
京都駅までは本当に近く、
人通りも多過ぎず、少な過ぎず。
京都駅内を通り、反対側の七条口に出ると、
ライトアップされた京都タワーが見えてきます。
せっかくなので京都タワーに上ってみましたが、
美しい夜景はもちろん、
望遠鏡がたくさん設置されていて、
子どもたちも楽しそうに覗き込んでいました。
「観光にがっつり出かける」というよりは、
食後に少し歩く、夜の京都を感じる
そんな使い方がちょうどいい距離感。
ホテルに戻る道も分かりやすく、
遅い時間でも安心して歩ける立地だと感じました。


施設・サービス・その他|実用的で安心感のある滞在
ダブルツリーbyヒルトン京都駅は、
リゾートホテルのような大きな施設はありませんが、
都市型ホテルとして必要なものが、きちんと揃っている印象です。
館内にはフィットネスジムがあり、
今回は利用していませんが、
短期滞在や出張利用には十分な設備だと思います。
また、コインランドリーが設置されているのも、
このクラスのホテルでは少し珍しいポイント。
連泊や子ども連れの滞在では、
洗濯できる場所があるというだけで、
気持ちがぐっと楽になります。
客室自体は、前身ホテルからのリブランドという背景もあり、
最新ホテルのような真新しさはありませんが、
9階のエグゼクティブラウンジと1階ロビーは別格。
特に1階ロビーは、
ダブルツリーの枠を越えて
「ヒルトンを名乗ってもいいのでは」と思うほど、
天井が高く、重厚感のある空間でした。
チェックイン時の印象が良い、
というのはやはり大切だと感じます。
駐車場も1階エントランスに隣接しており、
車移動の滞在ではとても使いやすい配置。
宿泊者向けの割引料金設定もありますが、
満車の場合は近隣駐車場を利用する必要があり、
その点だけは少し注意が必要です。
全体として、
「新しさ」や「豪華さ」を求めるより、
立地・使い勝手を重視する人に向いたホテル。
そして何より、
ラウンジを中心とした滞在体験が、
このホテルの印象を大きく底上げしてくれていると感じました。
まとめ|ラウンジ朝食が滞在価値を引き上げる
ダブルツリーbyヒルトン京都駅は、
いわゆる「最新・最先端」を前面に出したホテルではありません。
前身ホテルからのリブランドという背景もあり、
客室については、真新しさよりも実用性重視。
少し広めのビジネスホテル、という印象を受ける方もいると思います。
ただ、その一方でーー
このホテルの滞在価値を大きく引き上げているのが、
9階のエグゼクティブラウンジでした。
特に印象的だったのは、ラウンジでいただいた朝食です。
品数こそ厳選されていますが、
・京都らしいおばんざい
・優しい味付けのすき焼き
・いなり寿司や作りたてのお豆腐
など、一つひとつが丁寧で、満足度の高い内容。
「品数が少ない=物足りない」という心配は、良い意味で裏切られました。
また、
・子ども連れでもラウンジ利用できたこと
・チェックイン、チェックアウトをラウンジで完結できたこと
・チェックアウト後も少しラウンジで余韻を楽しめたこと
こうした細やかな配慮が、滞在全体の快適さにつながっていたように感じます。
立地は京都八条口から徒歩圏内。
今回は車利用でしたが、エントランス隣接の駐車場は想像以上に便利で、
電車でも車でも使いやすい、バランスの取れたホテルだと思いました。
客室で過ごす時間よりも、
ラウンジや朝食、立地を含めた“滞在全体の心地よさを重視したい方”には、
とても相性の良いホテル。
ダブルツリーというブランドイメージを良い意味で超えてくる、
そんな京都駅前ホテルでした。
なお、本記事に記載しているラウンジ利用やチェックイン・チェックアウトの対応、
子どもに関する配慮などは、宿泊時期や混雑状況、ホテルの判断によって
内容が異なる場合があります。
今回の滞在時の体験として、参考にしていただけたら嬉しいです。

ー
Written by 渡邉ばう
Hotel Stay & Atmosphere Notes

