【宿泊記】ダブルツリーbyヒルトン富山|ダイヤモンド特典|アップグレードなしの実態と満足度レビュー

宿泊記(ホテルステイ)

今回宿泊したのは、ダブルツリーbyヒルトン富山。

前回はゴールド会員として滞在し、駅前という立地の良さや、
大浴場・朝食の満足度が印象に残っていたホテルです。
(※前回のゴールド滞在については別記事でまとめています)

今回はヒルトン・オナーズ ダイヤモンド会員としての再訪。
「ステータスが変わることで、滞在はどのように変化するのか」という点も気になっていました。

ただ実際に宿泊してみると、
このホテルは客室アップグレードやラウンジといった“わかりやすい特典”よりも、
大浴場や食事、館内での過ごし方によって満足度が決まるタイプのホテルだと改めて感じました。

この記事では、ダイヤモンド会員としての滞在内容をベースに、
客室・朝食・大浴場・バーでの過ごし方まで、実際の体験をもとに詳しくまとめていきます。

宿泊概要(滞在データ)

  • ホテル名:ダブルツリーbyヒルトン富山
  • 宿泊日:2026年3月31日〜4月2日(2泊)
  • 会員ステータス:ヒルトン・オナーズ ダイヤモンド
  • 予約した部屋:プレミアムファミリールーム(キング+エキストラベッド)
  • 実際に宿泊した部屋:同上
  • アップグレード:なし
  • レイトチェックアウト:12:30まで対応(通常11:00)
  • 利用できた特典
    ・朝食無料(子ども含む)
    ・レイトチェックアウト
    ・ウェルカムギフト
    ・ドリンク券4枚(館内レストランで利用可能)

※特典内容やサービスは、宿泊時の状況やホテル判断により異なる場合があります。
 ご了承ください。

チェックイン|アップグレード構造と丁寧な案内

チェックインの際にまず案内されたのが、
ダブルツリーbyヒルトン富山における客室アップグレードの仕組みについてでした。

このホテルでは、プレミアムルームより上のカテゴリーはスイートルームのみとなっており、
スイートルームへのアップグレードは基本的に有償での対応となるとのこと。
そのため、プレミアムルームを予約している場合、無料でのアップグレードは発生しないという説明を受けました。

また、アップグレードを狙う場合は、ゲストルームやデラックスルームからの方が可能性があるということ、
ただしデラックスルームは2名用の客室のみで、3名で宿泊する場合は選択肢が限られることなども丁寧に教えていただきました。

今回は大人2名・子ども2名での宿泊のため、3名対応のプレミアムルームを予約しており、
結果として客室のアップグレードはなし。
さらにこの日はスイートルーム自体も満室だったため、有償アップグレードの案内もありませんでした。

なお、有償でのアップグレードについては、日程にもよりますが
プレミアムルームからスイートルームへはおおよそ30,000円前後で案内されることが多いとのことでした。

一方で、朝食は子どもも含めて無料で利用できること、
レイトチェックアウトは通常11:00のところ12:30まで対応いただけること、
ウェルカムギフトとしてペーパーフレグランスをいただけることなど、
ダイヤモンド会員としての特典についても案内がありました。

加えて、館内レストランで利用できるドリンク券を4枚いただき、
時間帯を問わず利用できること、バータイムも子ども連れでの利用が可能であることなど、
滞在中の過ごし方についても柔軟に案内していただけたのが印象的でした。

アップグレード自体はなかったものの、
その理由やホテルの仕組みを丁寧に説明していただけたことで納得感があり、
終始気持ちの良いチェックインとなりました。

客室|プレミアムルーム(キング+エキストラベッド)

今回宿泊したのは12階にあるプレミアムルーム(キング+エキストラベッド)。

13階建てのホテルの中では高層階にあたりますが、
窓の外はビルが隣接しているため、眺望はあまり期待できない印象です。

なお、ダブルツリーbyヒルトン富山の客室は、
ゲストルーム・デラックスルーム・プレミアムルームといった区分がありますが、
部屋の広さ自体に大きな差はありません。

主な違いは設備面で、デラックスルームのみバスタブ付き、
プレミアムルーム以上になるとネスプレッソマシンが設置されている点が特徴です。

そのため、客室タイプの違いは“広さ”というよりも、
「バスタブの有無」や「コーヒーマシンの有無」といった設備面で選ぶ形になると感じました。

また、3名での利用となると選択できる客室タイプが限られるため、
人数によっては選び方にも少し注意が必要です。

客室はキングベッド1台にエキストラベッド1台の構成で、
ベッド同士を繋げて利用することも可能。
実際に繋げて使ってみると十分な広さがあり、家族でゆったりと休むことができました。

室内にはデスクはありませんが、デーブルと椅子のセットがあり、
ちょっとした飲食や軽作業には困らない作り。

コンセントは枕元とミニバー周辺に配置されており、
USBやType-Cにも対応しているため使い勝手は良好です。

ミニバーにはネスプレッソマシンが設置されている一方で、
ペットボトルの水は用意されておらず、廊下のウォーターサーバーから汲んでくるスタイル。
ピッチャーの用意はありますが、客室の位置によっては少し距離を感じるかもしれません。
ネスプレッソマシンはプレミアムルーム以上から置いてあります。

クローゼットは必要十分な広さですが、
引き戸タイプのため片側ずつしか開けられない点はやや使いづらさを感じました。
館内用のカゴバックやルームウェアなどはこの中にまとめられています。

ルームウェアは上下セパレートで作務衣のようなデザイン。
ただし、子ども用のパジャマは用意がないため、必要な場合は持参して行くと安心です。
子ども用のアメニティはスリッパや歯ブラシなど最低限の用意があります。

水回りは、洗面とトイレが同一空間にあり、その隣に独立したシャワールームがある構成。
バスタブはなく、館内の大浴場を利用する前提の設計になっています。
なお、客室にバスタブがある客室タイプはデラックスルーム(とスイート)のみになるとのこと。
しかしデラックスルームは2名利用客室なので、
我が家のように3名利用の場合は選択することのできない客室となります。

客室で完結するタイプというよりは、
大浴場や館内施設と組み合わせて滞在することで快適さが完成する印象で、
実際の滞在でもその使い方がしっくりきました。

大浴場|このホテルの満足度を左右する存在

館内4階にある大浴場は、今回の滞在の中でも特に満足度が高かったポイントのひとつです。

利用時間は6:00〜10:00/15:00〜23:00。
これまで利用してきたヒルトン系列の中でも、体感としてかなり広く感じられるつくりで、
ゆったりと利用できる印象でした。

浴場内にはサウナも完備されており、しっかりとリフレッシュできる環境が整っています。
清潔感もあり、安心して利用できる空間でした。

ただし今回は平日滞在だったものの、時間帯によっては混み合う場面もあり、
前回(ゴールデンウィーク)の方が空いていた印象です。
混雑のタイミングはやや読みにくいかもしれません。

洗い場は全部で6つ。
それぞれのスペースが広めに取られており、隣との仕切りもあるため、
子どもと並んで使っても窮屈さは感じませんでした。

脱衣所には洗面台が4つあり、クレンジング洗顔やブラシ、ドライヤーなどの備品も揃っています。
ドライヤーは客室と同じパナソニック製のものが設置されていました。

タオルは用意されていますが、大きなバスタオルは客室から持参するスタイル。
客室に大浴場用のカゴバックが用意されているので、そのまま持っていける動線も便利です。

また、女性用大浴場はルームキーに加えて暗証番号の入力が必要な仕様になっており、
セキュリティ面でも安心感があります。

館内はルームウェアとスリッパでの移動が可能なため、
リラックスしたまま大浴場へ行けるのも嬉しいポイントでした。

なお、大浴場に設置されているシャンプーやボディソープなどのアメニティは、
客室に用意されているものとは異なるものでした。
客室はクラブツリー&イヴリンですが、大浴場はよりシンプルな備え付けのものという印象です。

客室にはバスタブがない分、この大浴場の存在が滞在の快適さをしっかり支えてくれていると感じます。

korare BAR|ドリンク券で楽しむ大人の時間

館内2階にある「korare WINE AND DINE/korare BAR」は、
朝食からバータイム、ルームサービスまでを担うオールデイダイニング。

今回の滞在では、ダイヤモンド会員特典としていただいたドリンク券を利用して、
こちらのバーを利用しました。

このドリンク券は11:30〜22:00までの間であれば好きなタイミングで利用でき、
アルコール・ソフトドリンクどちらも対象。
バータイムでも子ども連れでの利用が可能との案内があり、柔軟な対応が印象的でした。

実際には、今回は子どもが客室で過ごせる状況だったため、2日間とも大人2人で利用。
夜の時間帯は落ち着いた雰囲気で、利用者も多くはなく、静かに過ごされている方がほとんどだったため、
結果的に夫婦でゆっくり過ごす時間としてとても心地よく感じました。

案内していただいた窓際の席で、外の景色を眺めながら過ごす時間は、
日中の移動や観光とはまた違ったリラックス感があります。

ドリンクは生ビールやシャンパン、ワインなどのアルコールに加え、
紅茶やコーヒー、ジュースなどのソフトドリンクも充実。
特に茶葉の種類が多く、選ぶ楽しさがあるのも印象的でした。

1日目はドリンクのみ、2日目はデザートを追加で注文し、
カタラーナをいただきましたが、こちらも満足度の高い一品でした。

また、客室に戻る前にルームサービスをオーダーした日もありました。
クラブサンドイッチはフレンチフライ付きでボリュームもあり、味もよく、
客室で気軽に楽しめる点も魅力に感じました。

なお、今回利用したレストラン(バー)利用は上級会員特典で25%オフ、
ルームサービスはHPCJ特典で20%オフが適応されるため、
こうした使い方を組み合わせることで滞在の満足度をさらに高めることができると感じます。

朝食|富山らしさを感じる満足度の高いブッフェ

朝食は、2階の「korare WINE AND DINE」にてブッフェ形式で提供されています。
営業時間は6:30〜10:00(最終入店9:30)。

店内は落ち着いた雰囲気で、今回は窓が近い席へ案内していただきました。

ブッフェ台には和洋食がひと通り揃っていますが、
印象的だったのは“富山らしさ”を感じられるラインナップ。

海鮮丼コーナーでは、ネギトロや、サーモン・マグロ・イカの切り落とし、シラスなどが並び、
日によって内容が変わるのも楽しみのひとつ。
(ちなみに翌日は、ネギトロ、炙りマグロ、アサリが並びました。)
そのほかにも、ホタルイカのお気付けやあんばやし(味噌がかかったこんにゃく)など、
ご当地らしい一品が並びます。

さらに、富山の卵を使った卵かけご飯や、
ライブキッチンで提供される温かい氷見うどんなど、
主食としてしっかり満足できるメニューが揃っているのも特徴的でした。

ドリンクでは、富山のソウルドリンクとも言われている「カウヒー(コーヒー牛乳)」や富山牛乳などもあり、
こうした地域色のある内容はやはり嬉しいポイントです。

洋食メニューも用意されていますが、パンの種類はやや少なめの印象。
ただしワッフルやフレンチトーストなどはしっかり用意されており、十分楽しめる内容ではありました。

また、上級会員特典として、ブッフェ台には並ばないデザートがテーブルサービスで提供され、
1日目は豆乳プリン、2日目は紅茶のシフォンケーキをいただきました。

品数が特別多いわけではありませんが、海鮮丼や卵かけご飯、日替わりカレーなど、
満足感のあるメニューが中心となっており、“量より質”でしっかり楽しめる朝食という印象です。

なお、前回の滞在時には見かけなかったカウヒーや富山牛乳が新たに加わっており、
内容に少し変化があったのも印象的でした。
一方で、上級会員向けのデザート(豆乳プリンと紅茶のシフォンケーキ)は
前回と同様に提供されていました。

8時過ぎでの利用でも混雑はそれほどなく、落ち着いた環境でゆっくりと食事ができたのも好印象でした。

立地|駅前の利便性と車移動のしやすさ

ホテルは富山駅前に位置しており、周辺には商業施設や飲食店も多く、
滞在中の食事や買い物には困らない便利な立地です。

今回は自家用車での訪問でしたが、ホテルのsん用駐車場はないため、
前回と同様に駅前の商業施設「マルート」の駐車場を利用しました。
24時間料金の設定があるため使いやすく、車利用でも特に不便は感じませんでした。

駅周辺は路面電車が走るなど雰囲気もよく、観光の拠点としても動きやすい印象です。
実際に今回も、駅前を起点に食事や移動をスムーズに行うことができました。

一方で、ホタルイカミュージアムがある滑川方面や、氷見方面など、
少し足を伸ばす観光を考える場合は車移動の方が便利に感じます。

駅近の利便性と、車移動のしやすさの両方をバランスよく活かせる立地だと感じました。

ダイヤモンド特典まとめ|派手さはないが実用性の高い内容

今回の滞在で受けられたダイヤモンド特典をまとめると、以下の通りです。

・朝食無料(今回は子どもも含めて利用可)
・レイトチェックアウト(通常11:00→12:30まで対応)
・ウェルカムギフト(ペーパーフレグランス)
・館内レストランで利用できるドリンク券4枚

今回の特徴として大きいのは、
客室のアップグレードが基本的に発生しない構造であること。
プレミアムルーム以上はスイートルームのみとなっており、
スイートルームへのアップグレードは有償対応が前提となるため、
いわゆる“上級会員らしい客室アップグレード”は期待しにくいホテルです。

その一方で、朝食やドリンク券といった滞在中に直接使える特典がしっかり用意されており、
実際の満足度は過ごし方によって大きく変わる印象でした。

特にドリンク券は利用時間の制限が少なく、バータイムでも仕様できるため、
使い方次第で滞在の質をぐっと高めてくれる特典だと感じます。

また、レイトチェックアウトも12:30まで対応いただけたことで、
チェックアウト日の朝も慌ただしくならず、最後までゆったりと過ごすことができました。

アップグレードのような“わかりやすい特典”は少ないものの、
実際の滞在に寄り添った内容が揃っており、堅実に満足度を底上げしてくれる特典構成だと感じました。

まとめ|客室ではなく“滞在全体”で満足するホテル

ダブルツリーbyヒルトン富山は、
客室のアップグレード屋ラウンジといった“わかりやすい上級会員特典”を期待するというよりも、
滞在全体で満足度を高めていくタイプのホテルだと感じました。

実際に今回の滞在でも、客室自体はシンプルで大きな変化はなかったものの、
大浴場の充実度や、富山らしさを感じられる朝食、そしてドリンク券を活用したバーでの時間など、
館内での過ごし方によって満足度はしっかりと高まっていきました。

アップグレードが前提にならない分、
「今回はどう過ごそうか」と考えながら滞在を組み立てていく楽しさがあるのも、
このホテルの特徴のひとつかもしれません。

一方で、ラウンジや客室アップグレードを重視したい方にとっては、少し物足りなさを感じる可能性もあります。

そのためこのホテルは、
・大浴場やサウナでしっかりリフレッシュしたい方
・ご当地の食事を楽しみたい方
・館内での時間も含めて滞在を組み立てたい方

こういった方に特におすすめできる一軒です。

次回また訪れる機会があれば、有償でのスイートルームアップグレードも含めて、
違った滞在の楽しみ方も試してみたいと感じました。

前回のゴールド滞在と比較しても、客室や滞在の大枠は変わらず、
このホテルはステータスによる変化が比較的少ないタイプだと感じました。
(※前回の滞在については別記事でまとめています)

Written by 渡邉ばう
Hotel Stay & Atmosphere Notes

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