沖縄本島のリゾートエリアで数日間を過ごしたあと、
帰路に備えて選んだのが、那覇市内での1泊でした。
瀬底島からそのまま帰宅するには少し距離があり、
最終日は空港に近いエリアで、
無理なく、気持ちにも余裕を持って過ごしたい。
そんな理由から選んだのが
ダブルツリーbyヒルトン那覇首里城です。
那覇市内にありながら、
広々とした屋外プールを備え、
リゾートの余韻をそのまま引き継げるこのホテル。
今回は、ヒルトン・オナーズ ゴールド会員として、
子連れで1泊した実際の滞在をまとめました。
「移動のための前泊」では終わらない、
しっかり記憶に残る那覇ステイ。
その理由を、順にご紹介していきます。
宿泊概要(滞在データ)

- ホテル名:ダブルツリーbyヒルトン那覇首里城
- 宿泊日:大人2名+子ども2名
- ・ステータス:ヒルトン・オナーズ ゴールド
- 予約客室:ツインルーム
- アップグレード:ツインデラックスルーム
- 朝食:
・ゴールド特典で無料
・子ども1名分は本来有料だが、今回はサービス対応 - ゴールド特典:
・客室アップグレード
・朝食無料
・駐車場無料
・グランドキャッスルカフェでのウェルカムドリンク
※特典内容やサービスは、宿泊時の状況やホテル判断によりこちなる場合があります。
チェックインと第一印象
ー歴史ある建物と、ホスピタリティー
ダブルツリーbyヒルトン那覇首里城は、
2016年7月に開業したホテルですが、
建物自体は1973年開業の「沖縄グランドキャッスル」を前身としています。
その後、
ホテル日航那覇グランドキャッスルを経て、
現在のダブルツリーへとリブランドされた、
長い歴史を持つホテルです。
正直なところ、館内に入った第一印象は
昭和を感じるな、というもの。
新しいホテルのような洗練さとは少し違い、
良くも悪くも“年季”を感じます。
一方で、周囲に高い建物がほとんどないため、
20階建のこのホテルがこのエリアではひときわ存在感を放っており、
遠くから見てもすぐにわかる佇まいでした。

ロビーは古さを感じつつも、
しっかりとした広さがあり、
窮屈さは全くありません。

客室を利用できるのが15:00からだったため
それまでの時間を利用し、
4階ロビー階にある「グランドキャッスルカフェ」で
ウェルカムドリンクをいただきました。
(※ウェルカムドリンはヒルトン・オナーズゴールド/ダイヤモンド会員向けの特典です。)
ドリンクはカフェスタッフの方にオーダーするスタイルで、
ソフトドリンクだけでなく、ビールも選択可能。
夫はオリオンビールをいただいていて、
「これは贅沢だね」と、
旅の終盤にうれしい気分転換になりました。


ゆったりとしたソファ席でくつろいでいると、
チェックイン時間に合わせて
フロントスタッフの方がルームキーを持ってきてくださり、
スムーズにお部屋へ。
ホテル到着時に預けていたスーツケースも、
そのまま部屋まで運んでいただいていました。
建物の古さはあるものの、
サービス面ではしっかりとした安心感があり、
第一印象としてはとても好感の持てる滞在の始まりでした。
客室|ツインデラックスルーム

今回アップグレードしていただいたのは、
12階のツインデラックスルームでした。
予約していた通常のツインルームとの違いは、
主に「12階以上かどうか」という点で、
部屋の広さや基本的なつくり自体に大きな差はありません。
お部屋の向きは首里城側ではなく、
屋外プール(ガーデンプール)側。
鮮やかなプールの景色が目に入り、
個人的にはとても好みの眺めでした。


なお、首里城側のお部屋であっても、
首里城は高台に位置しているため、
客室から直接見えるわけではないそうです。
部屋に入ると、
私たちの名前が入ったウェルカムカードが用意されていて、
小さなことですが、やはりうれしい気持ちになります。

ベッドはエキストラベッドを入れていただき、
3台のハリウッドツイン仕様。
室内は明るく、1泊するには十分な広さがありました。

天井にはグラフィックスポットライトによる模様が映し出されていて、
この演出は子どもたちが特に気に入っていたポイントです。

一方で、水回りは
トイレ・バス・洗面が一体となったユニットタイプ。
大人だけであれば問題ありませんが、
子どもと一緒に入浴する場合は、
やや手狭に感じる場面もありました。


お水はペットボトルが3本用意されています。
館内に給水機は見当たらなかったのですが、
4階ロビー階にはコンビニエンスストアが入っているので
追加が必要な場合でも安心です。

コーヒーについては、
ネスプレッソマシンはプレミアムデラックスルーム以上からの設置で、
今回のお部屋にはインスタントのスティックコーヒーが用意されていました。
子ども用のアメニティとパジャマは用意があり、
パジャマは125㎝のワンサイズ・セパレートタイプ。
大人用のパジャマも同じくセパレートタイプです。


屋外プール|ガーデンプール

ホテル1階にある屋外プールは、
「ガーデンプール」と名付けられた開放的な空間です。
プールのすぐそばにはチャペルもあり、
オレンジ色のパラソル、鮮やかな青い水、
そこに南国らしいグリーンが重なって、
那覇市内とは思えないほどリゾート感のある景観が広がります。
利用の際は、
ガーデンプール内の受付に声をかけるスタイル。
ここでバスタオルの貸し出しがあり、
数に限りはありますが、
子ども用の浮き輪も無料で借りることができます。
受付付近には、
更衣室とトイレが入った建物があり、
屋外には足の汚れを落とせるシャワーも設置されています。


また、受付にはデトックスウォーターも用意されており、
自由にいただけるのがありがたいポイント。
空気入れもあるので、浮き輪を使う際も安心です。
ガーデンプールは外部利用も可能なため、
プールだけを目的に訪れている方の姿も見られました。
利用層はファミリーや学生が多い印象です。
プール内には
水深65㎝の子ども用プールもあり、
小さな子どもでも安心して遊べます。
規模としては、
沖縄市内ホテルでは最大級の屋外プール、と言われているだけあり、
コンパクトすぎず、かといって広すぎることもなく、
家族連れでも使いやすいサイズ感だと感じました。
パラソル下のベンチは無料で利用でき、
屋根付きのガバナ席は有料・事前予約制。
プールサイドの木陰で本を読みながら過ごしている方もいて、
泳ぐだけでなく「ただここで過ごす場所」としても心地よい空間です。
時間帯によっては混み合う場面もありましたが、
プール自体が広いため、
窮屈さを感じることはほとんどありませんでした。
一点だけ、少し残念だったのは、
水着用の脱水機が設置されていなかったこと。
ヒルトン系列では置いてあるホテルも多いため、
正直少し驚きましたし、
やはりあると便利だな…と感じる部分でもありました。
それでも、那覇市内のホテルで、
これだけしっかりとリゾート感を味わえる屋外プールがあるのは、
ダブルツリーbyヒルトンなは首里城の大きな魅力だと思います。

朝食|グランドキャッスルダイニング

朝食会場は、
4階ロビー階、グランドキャッスルカフェの奥にある
「グランドキャッスルダイニング」です。
今回は窓際のソファ席に案内していただき、
明るい空間の中で朝食を楽しむことができました。
◾️ゴールド会員向けの特別メニュー
ゴールド会員には、
通常のブッフェに加えて特別メニューの用意があります。
この日の内容は以下の3品から選択するスタイルでした。
・本日のスープ(コーンスープ)
・軟骨ソーキの煮込み
・パンケーキ(メイプルシロップ添え)
それぞれ1皿ずつオーダーさせていただきましたが、
ブッフェとは別に提供されるため、
ちょっとした特別感があり、うれしいサービスだと感じました。

◾️ブッフェ内容と混雑感
会場はこの日、全体的に混み合っている印象。
特にオムレツのライブキッチンは、
時間帯によってはかなりの行列ができていました。
ライブキッチンではオムレツのほか、
沖縄そばの提供もあり、
朝から沖縄らしさを感じられる構成です。
ブッフェ台には、
ソーセージやハム、ミニハッシュドポテトといった定番メニューに加え、
・ゴーヤチャンプルー
・にんじんしりしり
・ジーマミー豆腐(個人的におすすめです)
・もずく酢
・サーターアンダギー
など、沖縄らしい料理もしっかり並んでいました。
南国にいるからか、
フルーツコーナーのバナナがやたらと美味しそうに見えたのも印象的です。
ドライフルーツの用意も数種類ありました。

◾️ドリンクがとにかく充実
朝食で特に印象に残ったのが、ドリンク類の充実度。
一般的なドリンクに加えて、
・シークワーサージュース
・沖縄ヨーゴ
・さんぴん茶
まで用意されおり、
ここでも沖縄らしさをしっかり感じることができました。
沖縄ヨーゴは、
沖縄森永乳業が製造・販売している乳酸飲料で、
沖縄では定番の“ソウルドリンク”なのだそう。
甘酸っぱく、さっぱりとした味わいで、
子どもたちもすっかり気に入っていました。
全体として、
落ち着いた大人向けの静かな朝食、というよりは、
賑やかで活気のある、ファミリー向けの朝食会場という印象。
那覇市内での1泊を、
しっかり沖縄らしく締めくくれる朝食だったと思います。
立地・駐車場|最終日に選びたくなる安心感のある場所
ダブルツリーbyヒルトン那覇首里城は、
那覇市内での1泊にちょうどいい立地だと感じました。
まず便利だったのが駐車場。
ゴールド会員特典により駐車場が無料で利用でき、
しかもホテル入り口の目の前にあります。
スーツケースがある状態でも移動距離が短く、
雨の日や暑い日でも負担が少ないのは本当に助かりました。
空港・市内アクセスのバランスがいい
那覇空港までは車で30分。
早い時間のフライトでも、
時間に余裕を持って行動できる距離感です。
この立地だったからこそ、
瀬底島のリゾート滞在を終えたあと、
最終日は那覇市内で1泊する、という選択肢ができました。
帰宅当日の移動距離を短くできる安心感は大きいです。
国際通りにも無理なくアクセス
国際通りまでは車で約15分。
少し足を伸ばせば、
観光したり、食事に出かけたりすることもできます。
私たちの場合は、
ダブルツリーbyヒルトン那覇首里城へ向かう道中で、
やちむん通りに立ち寄って地元の陶磁器を購入し、
その後、国際通りの先にある名代蕎麦処 美濃作まで足を伸ばして、
月桃蕎麦をいただきました。
国際通りにも無理なくアクセス
国際通りまでは車で約15分。
少し足を伸ばせば、
観光したり、食事に出かけたりすることもできます。
私たちの場合は、
ダブルツリーbyヒルトン那覇首里城へ向かう道中で、
やちむん通りに立ち寄って地元の陶磁器を購入し、
その後、国際通りの先にある名代蕎麦処 美濃作まで足を伸ばして、
月桃蕎麦をいただきました。
首里城も徒歩圏内
今回は行きませんでしたが、
首里城までは徒歩11分と近く、
観光を組み込むことも十分可能な立地です。
「観光もできる」「空港にも近い」「駐車場が使いやすい」
こぼバランスの良さが、
那覇市内での1泊にこのホテルを選んでよかったと感じた理由でした。




その他の館内施設
館内には、滞在中にあると助かる施設も揃っています。
4階ロビー階にはセブンイレブンが入っており、
営業時間は7:00〜23:00。
軽食はもちろん、ちょっとした日用品やお土産も購入でき、
ホテル内にコンビニがある便利さを感じました。

そのほか、コインランドリーとシェアサイクルもあります。
今回は利用しませんでしたが、連泊や子連れ旅行では
ありがたい場面が多そうだと感じました。
ゴールド会員特典のまとめ|このホテルで感じた実際の価値
今回の宿泊では、ヒルトン・オナーズのゴールド会員特典をいくつか利用することができました。
ダブルツリーbyヒルトン那覇首里城は、いわゆるラグジュアリーホテルではありませんが、
1泊の那覇滞在でもきちんと特典を使えたと実感できる内容だったのが印象的です。
今回利用できたゴールド特典
- 客室アップグレード
予約していたツインルームから、12階のツインデラックスルームへ - 朝食無料
大人2名分が無料
※子ども1名は本来有料ですが、今回はサービス対応していただけました - 駐車場無料
- ウェルカムドリンク
4階ロビー階「グランドキャッスルカフェ」にて提供
実際に良かったと感じた特典
特に満足度が高かったのは、朝食とウェルカムドリンクです。
朝食ではブッフェに加えて、ゴールド会員向けの特別メニューをテーブルオーダーでき、
会員としての特別感がありました。
また、チェックイン前の時間に案内していただいたウェルカムドリンクでは、
ソフトドリンクだけでなくビールも選択可能。
移動の疲れが一気に和らぎ、滞在のスタートとしてとても贅沢な時間になりました。
駐車場無料の特典も、車移動が前提になる那覇滞在ではありがたいポイント。
出入りのたびに料金を気にしなくていいのは、ストレスがありません。
結論|那覇首里城でのゴールド特典は十分あり
ダブルツリーbyヒルトン那覇首里城では、
ゴールド特典は派手ではないものの、
1泊でもしっかり体感できる内容が揃っています。
沖縄本島リゾート滞在後の前泊・後泊として選ぶなら、
ゴールド会員で宿泊する価値はあると感じました。
まとめ|那覇で“無理をしない1泊”にちょうどいいホテル
ダブルツリーbyヒルトン那覇首里城は、
最新のラグジュアリーホテルではありませんが、
立地・施設・ホスピタリティのバランスがとれたホテルだと感じました。
屋外プールは那覇市内ホテルでは最大級の規模があり、
子どもは思いきり遊べて、
大人は南国ムードの中でゆったり過ごせる空間。
「市内ホテル=寝るだけ」にならないのが、このホテルの良さです。
また、ゴールド会員特典として
朝食無料や客室アップグレード、駐車場無料、
ラウンジ感覚で使えるウェルカムドリンクなど、
1泊でもしっかりと恩恵を感じられました。
那覇空港や国際通りへのアクセスも良く、
本島リゾート滞在後の“最後の1泊”として選ぶのもおすすめ。
移動の不安を減らしつつ、
旅の締めくくりにプール付きホテルで余韻を楽しめます。
子連れでも、大人だけでも。
那覇できちんと休める1泊を探している方に、
安心してすすめられるホテルです。

—
Written by 渡邉ばう
Hotel Stay & Atmosphere Notes

