2024年に開業した
ヒルトン京都。
京都の中心部に誕生したばかりのこのホテルは、
重厚な石の存在感と、金屏風を思わせるゴールドの天井が印象的なロビーを持つ一方で、
どこか静かで落ち着いた空気感をまとっています。
今回はヒルトン・オナーズ ゴールド会員として、
ツインデラックスルームに1泊。
40㎡のゆとりある客室、
地下に広がるラグジュアリーなプール、
そして京都らしさを存分に味わえる朝食まで。
観光の拠点としてだけでなく、
“泊まる時間そのもの”を楽しめる滞在となりました。
この記事では、
実際に宿泊して感じた客室の使い心地や館内施設、朝食の内容まで、
率直な目線でまとめていきます。
宿泊概要(滞在データ)

- ホテル名:ヒルトン京都
- 宿泊日:2025年2月24日〜25日(1泊)
- 会員ステータス:ヒルトン・オナーズ ゴールド
- 予約した部屋:ツインデラックスルーム
- アップグレード:なし
- レイトチェックアウト:なし
- 利用できた特典:朝食無料
チェックインと第一印象|重厚なロビーと“結界”のオブジェ
ロビーフロントでまず目に入るのは、
宮城県産の希少な「伊達冠石」を用いた巨大オブジェ。
日常から非日常へと切り替わる“結界”の意味を持つ存在だそうです。

視線を上げると、5階まで続く吹き抜け空間。
天井にはゴールドの意匠が広がり、どこか金屏風を思わせる華やかさがあります。
けれどその華やかさは決して派手ではなく、
石や木の素材感と調和しながら、落ち着いた高級感を演出しています。


2024年9月開業ということもあり、
館内は隅々まで美しく整えられ、
新しさと重厚さが同居する空間に仕上がっていました。

アートも多く、京都らしい洗練を感じるロビー。
滞在の始まりにふさわしい、印象的なチェックインでした。




客室|40㎡の和モダン空間


今回宿泊したのは、地上9階建(地下2階)の7階にあるツインデラックスルーム。
40㎡の広さがあり、ゆったりとした和モダンな客室です。
2024年9月に開業したばかりということもあり、客室は隅々まで清潔感がありました。


客室からの景色は特筆するものではありませんでしたが、
室内の心地の良さがそれを補って余りある印象でした。

ベッドまわり
ベッドは十分なサイズ感。
ベッドサイドには、電話・時計・照明コントロールパネル・コンセントが集約され、
機能性も申し分ありません。


ベッドと窓の間にある空間には、1人掛けソファとオットマンがあり、
くつろぎ時間にはぴったりでした。


ミニバー・お茶の充実度
ネスプレッソマシンが備わり、水は2本用意。
さらに廊下にあるウォーターサーバーから補充できる仕組みで、水用ピッチャーもあります。


紅茶のティーバッグに加え、一保堂のほうじ茶が置かれていたのは嬉しいポイント。
京都のお茶といえば私の中では一保堂。
普段から愛飲しているだけに、思わずホッとしました。


冷蔵庫内は有料ドリンク。
京都らしい雰囲気の急須セット横にも有料のドリンクやスナックが並んでいました。


水回りと収納
トイレ・浴室・洗面所はセパレート。
どれも十分すぎる広さで使いやすい設計です。





脱衣所と洗面は一体型ですが、大きな引き扉を開けると空間が広がり、
閉めれば美しく壁になる設計。
機能性とデザイン性が両立しています。

ドライヤーはマグネットヘアプロ製。
普段なかなか使う機会のない上質なドライヤーを試せるのも楽しみのひとつでした。

クローゼットも広く、スーツケース1個なら十分収納可能。


パジャマはワンピース型で、子ども用も同様のタイプです。


プール・フィットネス|地下のラグジュアリー空間
地下1階には宿泊者限定のジムとプールがあります。
今回はプールのみ利用しました。

18mの縦長のプールで、サイドにはチェアが整然と並びます。
地下のため自然光はありませんが、どの時間帯もムーディでラグジュアリーな雰囲気。
ほぼ貸切状態で利用でき、非常に快適でした。
ビート板とアームヘルパーは貸出あり。
浮き輪の持込は不可です。
更衣室も非常に綺麗で、シャワールーム完備。
シャワールームには、客室と同じクラブツリー&イヴリンのアメニティが置いてあります。
洗面台にはアメニティは一切なく、ドライヤーのみが置かれている仕様。
タオルはもちろん、ウォーターサーバーや水着用の脱水機も設置されています。






今回利用はしていませんが、
ジムも広々として清潔感があり、とても使いやすそうな印象を受けました。

同フロアにはリラクゼーションスパもありました。
朝食|「テオリ」で味わう京都尽くし
朝食会場は1階のオールデイダイニング「テオリ」。
グレーを基調とした内装で、落ち着いた雰囲気です。

席に着くとコーヒーまたは紅茶を選び、スタッフの方が運んでくれます。

ビュッフェ台に並ぶ料理は非常に充実。
ライブキッチンでは宇治緑茶うどん、京野菜湯葉オムレツが。
京都揚げ入り炊き込みご飯、湯葉茶碗蒸し、丹波鶏クリームパイなど
京都らしいメニューが豊富です。




抹茶マドレーヌ・抹茶シフォン、抹茶パウンド、抹茶八ツ橋と、
抹茶スイーツも多彩。


加えて、洋食ではハムやベーコンの種類が豊富であったり、
中華では炒飯や点心、パンの種類もかなり豊富でした。






個人的には和食に、マグロの山かけ、イクラ乗せ大根おろしがあったのが嬉しいポイント。
全体的にハイクオリティで大満足な朝食でした。


立地と周辺情報
ホテル裏手には鴨川があり、翌朝は散策も楽しめます。
客室に置かれていた一保堂の本店も徒歩圏内。
また、向かいには京都の老舗パン屋
志津屋があり、立ち寄るのもおすすめです。




ホテル専用の駐車場はホテルの少し先にあります。
敷地内にはありません。
ですが、警備員の方が駐在しており、安心感があります。

まとめ
ヒルトン京都は、
静けさだけで語れるホテルではありません。
ロビーに足を踏み入れた瞬間に目に入る、
伊達冠石の存在感。
そして天井に広がるゴールドの意匠は、
どこか金屏風を思わせる華やかさをまとっています。
けれどその華やぎは、決して派手ではなく、
重厚な素材や落ち着いた色調の中に溶け込むような美しさ。
40㎡のゆとりある客室、
地下のラグジュアリーなプール、
京都らしさを丁寧に集めた朝食。
滞在を通して感じたのは、
華やかさと静けさが共存する、洗練された空間でした。
観光の拠点として便利でありながら、
“泊まる時間そのもの”を楽しめるホテル。
質感や空気感を大切にしたい人に、
そっと進めたくなる、そんなヒルトン京都でした。

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Written by 渡邉ばう
Hotel Stay & Atmosphere Notes

