【宿泊記】ヒルトン広島|ダイヤモンド特典とエグゼクティブラウンジで過ごすお正月ステイ

宿泊記(ホテルステイ)

お正月のヒルトン広島
観光は1日だけ、あとはほとんどホテルの中で過ごした3泊4日。
窓の外では雪が舞い、ラウンジでは時間が溶けていくような、
静かで贅沢な「おこもりステイ」になりました。

宿泊概要(滞在データ)

  • ホテル名:ヒルトン広島
  • 宿泊日:2026年1月1日〜1月4日(3泊)
  • 会員ステータス:ヒルトン・オナーズ ダイヤモンド
  • 予約した部屋:デラックスツイン
  • 実際に宿泊した部屋:プレミアムツイン
  • アップグレード:あり
  • レイトチェックアウト:13:00まで対応(通常12:00)
  • 利用できた特典
     ・朝食無料
     ・エグゼクティブラウンジ利用
     ・子どももラウンジ・朝食ともに無料で利用可
     (※本来は有料/今回はホテル側のご厚意による対応)

     ・(HPCJ特典)レストラン利用時の誕生日ケーキ
  • 滞在スタイル:観光1日+おこもりホテルステイ

    ※特典内容やサービスは、宿泊時の状況やホテル判断により異なる場合があります。ご了承ください。
     

チェックインと第一印象

広島らしさと特別感を感じる、印象的なロビー

広島駅からタクシーでホテルへ。

エントランスを抜けてロビーに足を踏み入れると、
まず目に入ってきたのは、想像以上のスケール感を持つ電車のジオラマでした。

精巧につくられたジオラマは迫力があり、
大人でも思わず足を止めてしまうほど。

ヒルトン大阪のクリスマスシーズンでも見かけたことがありますが、
それ以上にスケール感があるように感じます。
子どもたちはもちろん大喜びで、チェックイン前からしばらく見入っていました。

ロビー全体は、すっきりと明るく、スタイリッシュな印象。

無駄のないデザインと、広さを感じさせる造りで、
お正月の穏やかな空気ともよく合っています。

1階には開放感のあるロビーラウンジ兼カフェもあり、
人の動きはありつつも、どこか落ち着いた雰囲気。

にぎやかすぎず、かといって静まり返りすぎない、
ちょうどよいバランスの空間だと感じました。

チェックインはスムーズで
ダイヤモンド会員特典として
ヒルトン × にしき堂のコラボもみじ饅頭を一箱いただきました。

広島らしさのある心遣いが嬉しく、
旅のはじまりから気持ちが和らぐ瞬間です。

スタッフの対応も終始穏やかで丁寧。

アップグレードの案内や滞在中の説明も簡潔で分かりやすく、
これから始まる3泊のおこもりステイに、
安心して身を委ねられる、そんなチェックインでした。

プレミアムツインの客室

◾️窓からの眺めと、部屋で過ごす時間

客室は18階、広島の市街地を見下ろし、
その奥に少しだけ海がのぞく海側のお部屋でした。

特別高層というわけではありませんが、
滞在中は雪が少し積もる時間帯もあり、
窓の外が静かに白くなる様子を、
部屋の中から眺められたのも印象的でした。

観光は1日のみで、
あとはほとんどをホテルで過ごす時間だったからこそ、
この眺めが、日常から切り離された時間を作ってくれたように思います。

ベッドはハリウッドツインにしていただいており、
横に広くつながったベッドで、家族みんながゆったりと休めました。

観光で歩き回った日も、
ラウンジで長く過ごした日も、
部屋に戻ると自然と気持ちが緩み、
「ここでゆっくり過ごせて良かったな」と思える、
そんな安心感のある客室でした。

◾️冷蔵庫・ミニバーまわり

エグゼクティブラウンジを中心に過ごす滞在だったこともあり、
客室のミニバーは、正直なところフル活用というほどではありませんでした。

コーヒー類はスティックタイプのインスタントが用意されており、
ネスプレッソマシンなどは設置されていません。

その分、客室で「コーヒーを楽しむ」というよりは、
ラウンジでゆっくり過ごす前提のつくりなのだと感じます。

冷蔵庫の中身は空の状態ですが、
希望すれば有料ドリンクを利用できるようになっていました。

また、滞在中にいただいたバースデーケーキを保管する際にも、
この冷蔵庫がしっかり役立ってくれました。
おこもりステイでは、こうした「当たり前に使える設備」が
意外と大切だなと感じます。

◾️セパレート仕様で、ゆったり使える水回り

バスルームとトイレはセパレートタイプで、
家族での滞在でも使いやすい造りでした。

バスタブは比較的広めで、
観光やプールのあとに、ゆっくり湯船に浸かれるのが嬉しいポイント。

シャワーの水圧はやや控えめに感じましたが、
不便に感じるほどではなく、全体としては快適に使えました。

アメニティは、ヒルトンおなじみのイヴリンで統一。
いつもの香りに、自然と安心感があります。

ドライヤーはコイズミ。
風量もしっかりあり、滞在中困ることはありませんでした。

◾️パジャマ(客室用)

パジャマは、客室内で使うタイプのもの。

見た目は浴衣風ですが、
帯はなく、ボタン留めのワンピース型で、
着脱しやすいデザインになっています。

子ども用も大人と同じデザインで用意されており、
サイズ違いで揃うのが少し嬉しいポイント。

館内では着用できませんが、
部屋でくつろぐにはちょうどよく、
寝るときもリラックスして過ごせました。

おこもりステイを完成させた、エグゼクティブラウンジ

今回のヒルトン広島での滞在を振り返ると、
「おこもりステイがここまで心地よかった理由」は、
間違いなくこのエグゼクティブラウンジの存在でした。

滞在中、気がつけば自然と足が向き、
一日の中で何度も立ち寄る“居場所”のような空間に。

◾️オールデイで居場所になるラウンジ

エグゼクティブラウンジは22階にあり、
高層階ならではのひらけた眺めと、落ち着いた空気感が印象的な空間です。

ラウンジは日中からでも利用でき、
時間帯を問わず、ちょっとしたスナックやチョコレート、
ソフトドリンクが用意されています。

窓が多く、日中は明るく開放的。
照明やインテリアのバランスも洗練されていて、
華美すぎないのに、きちんと上質さを感じられる空間づくり。

雪が舞う窓の外を眺めながら
お茶を飲んだり、ぼんやりしたり。
特別なことをしなくても、
「ここにいる時間そのもの」が満たされる場所でした。

ラウンジ内にはオセロも置かれていて、
子ども達はゲームをしながら、
大人はその横でコーヒーを飲む、そんな時間も楽しめました。

観光を詰め込まなくても、
ここに来るだけで一日がゆっくりと流れていく。
今回の滞在では、そんな時間が何より贅沢に感じられました。

◾️イブニングカクテルタイムの充実度

ヒルトン広島のエグゼクティブラウンジでは、
17:00〜19:00がイブニングカクテルタイムとなっており、
特に人気の高い時間帯です。

なお、お正月期間(12/29〜1/4)は特別対応として、
17:00〜20:00まで時間が延長されていました。
ただし、混雑時の1時間利用制限については通常通り設けられていました。

ただ、その制限が設けられるのも納得するほど、
内容はとても充実しています。

軽い一品、という印象ではなく、
前菜やスープに始まり、
肉料理・魚料理、ポテトやパンまでしっかり揃い、
十分に「食事として成立する」内容。

味もきちんとしていて、とても美味しく
子ども達が自然と手を伸ばせるメニューが多いのも印象的でした。

結果的に、
「外に食べに行かなくてもいいね」となり、
夕食をラウンジで済ませた日もありました。

◾️朝食もラウンジで

3泊4日の滞在中、3回の朝食のうち1回は
エグゼクティブラウンジでいただきました。

朝食レストラン「モザイク」に比べると品数は控えめですが、
その分とても落ち着いていて、
静かで優雅な朝の時間を過ごせます。

混み合いがちな年末年始の滞在でも、
ラウンジでは完全にゆったりと朝食を楽しめたのが印象的でした。

個人的に嬉しかったのが、
レストランでは見かけなかった「チチヤスヨーグルト」。
広島のヨーグルトをラウンジでいただけるのは、
さりげなく“広島らしさ”を感じられるポイントです。

朝食はレストラン「モザイク」で

ヒルトン広島の朝食会場は、6階にあるレストラン「モザイク」。
お正月期間ということもあり、朝の時間帯はやはり混み合っていて、
タイミングによっては少し慌ただしさを感じる場面もありました。

とはいえ、会場自体はとても広く、席数も十分。
導線も比較的わかりやすいため、
混雑の中でも大きなストレスを感じるほどではなく、
全体としては落ち着いて朝食を楽しめる空間だと思います。

ビュッフェには、洋食・和食ともにしっかりとした品揃え。
お正月らしく、おせちメニューやお雑煮が用意されいたのも印象的で、
ホテルにいながら、きちんと“新年の朝”を迎えられたような気持ちになりました。

ライブステーションでは、定番のオムレツに加えて、
広島らしく「穴子」を具材として選べるのが嬉しいポイント。
瀬戸内レモンマヨネーズとの組み合わせも相性が良く、
さりげなく土地の個性を感じられる一皿でした。

なお、ダイヤモンド会員の場合、
朝食時には目印として折り紙の鶴を渡され、
テーブルに置いておくと、選べるスペシャルドリンクの案内があります。
ささやかなサービスですが、
こうした特別感があるのはやはり嬉しいですね。

3泊4日の滞在中、
朝食はレストランとエグゼクティブラウンジを使い分けましたが、
にぎやかさと品数を楽しみたい朝はレストラン、
落ち着いて過ごしたい朝はラウンジ、
その日の気分で選べたことも、滞在の満足を高めてくれました。

1日だけ利用した夕食(レストラン「モザイク」)

3泊4日の滞在中、夕食でレストランを利用したのは1日だけ。
この日はお正月期間という事もあり、
ビュッフェにはカニや牡蠣など、この時期ならではの特別感のあるメニューが並んでいました。

料理は全体的に種類が豊富で、
ライブキッチンではトマトパスタや数種類のピッツァ、味噌ラーメンをその場で仕上げてくれるのも嬉しいポイント。
温かい料理を出来立てでいただけると、
ビュッフェでも満足感がグッと高まります。

ドリンクは有料のものもありますが、
リンゴジュースやグレープフルーツジュース、
デトックスウォーター、コーヒー、紅茶、お茶など、
いくつかのソフトドリンクは食事代金に含まれており、
追加料金を気にせず楽しめるのがありがたく感じました。

デザートコーナーには小ぶりで食べやすいケーキが3種類ほど並んでいて、
食後に少しだけ甘いものを、という気分にもぴったり。

そして、この日のハイライトはやはり
HPCJ特典のバースデーケーキ。

お腹がいっぱいだった事もあり、
「お部屋でゆっくり召し上がりますか?」と声をかけていただき、
ケーキは部屋まで運んでくださいました。
さらに、コーラやコーヒーなどのドリンクまで一緒に用意してくださり、
部屋に戻ってから、ゆっくりと大好きなホールのショートケーキをいただくことができました。

レストランでの食事だけで終わらず、
その余韻まで含めて“滞在の思い出”にしてくれる対応。
このさりげない心遣いがとても印象に残っています。

※特典内容や対応は、宿泊時の状況により異なる場合があります。

フィットネス・プール

ーおこもりでも飽きなかった理由のひとつー

ヒルトン広島の5階にあるフィットネスセンターには、
プールをはじめ、ジャグジーやサウナといった施設が揃っています。

年末年始の特別期間は、
子どもの利用時間に制限が設けられていましたが、
その時間はむしろ「子ども優先」といった空気感があり、
同じようなファミリー利用が多かったのも印象的でした。

周囲に気を遣いすぎることなく、
お互い様、という雰囲気の中で利用できたのは、
子連れにはとてもありがたかったです。

20mプールは広くて清潔感があり、
しっかり泳げるスペースがあるのはもちろん、
プールサイドにはジャグジーも完備。
水着のまま利用できるサウナ(女性専用もあり)や水風呂もあり、
大人もきちんとリフレッシュできる環境が整っています。

なお、プール利用時は水泳帽の着用が必須です。
レンタルも用意されていますが、
ヒルトン広島では珍しく有料対応となっていました。
(※ダイヤモンド会員は無料でレンタル可能)

今回は事前に知っていたので問題ありませんでしたが、
うっかり忘れてしまうと現地で必要になるため、
これから利用される方は持参しておくと安心です。

観光に出かけない日でも、
「今日はプールに行こうか」と予定が自然に決まり、
身体を動かして、またラウンジでゆっくり過ごす。
そんな流れができていたのも、
このプールの存在が大きかったように思います。

外に出なくても、
ホテルの中だけで1日が心地よく完結する。
ヒルトン広島での“おこもりステイ”が
飽きることなく続いた理由のひとつでした。

観光は1日だけ、それでも心に残る広島

今回の滞在では、観光に出かけたのは1日のみ。
平和記念資料館、原爆ドーム、おりづるタワーを巡り、
広島という街が持つ歴史と向き合う時間を過ごしました。

雪が少し積もる寒い日でしたが、昼過ぎには溶けていき、
大阪ではなかなか見ることのない“本物の雪”に、
子ども達は思いがけず大はしゃぎ。
旅先ならではの、ささやかな思い出になりました。

観光の合間には、広島焼きの有名店「みっちゃん」へ。
しっかりと食事を楽しんだあと、
再びホテルへ戻る流れもとてもスムーズで、
立地の良さを改めて実感します。

あれもこれも詰め込む観光ではなく、
必要な分だけ街に触れ、
また静かなホテル時間へ戻る。

そんなメリハリのある過ごし方ができたのも、
今回の滞在が“おこもりステイ”を軸にしていたからこそ。
広島の街と、ヒルトン広島での時間、
そのバランスが心地よく整った旅でした。

まとめ

ヒルトン広島で過ごしたお正月の3泊4日は、
これまでの旅の中でも、特に「時間の流れ」を穏やかに感じられる滞在でした。

館内には、お正月らしい装花が随所に飾られていて、
華やかさの中にも品のある空気感。
ホテルに一歩足を踏み入れた瞬間から、
「お正月を過ごしに来たんだな」と気持ちが切り替わります。

観光は1日だけ。
それ以外の時間は、客室とエグゼクティブラウンジ、そしてプールを行き来しながら、
何もしない贅沢を味わうような日々でした。

中でも印象に残っているのは、
オールデイで利用できたエグゼクティブラウンジの存在です。
食事として十分に満足できるイブニングタイム、
静かで優雅なラウンジ朝食。
子どもも一緒に過ごせたことで、
この滞在が、家族にとって心からくつろげる
「おこもりステイ」になったように感じました。

お正月らしい雪景色や、
館内に散りばめられた広島らしさ、
そして、心に残るさりげないおもてなし。

派手さよりも居心地の良さ。
予定を詰め込むよりも、ホテルで過ごす時間を楽しむ。

そんな過ごし方がしっくりくる方にとって、
お正月のヒルトン広島は、特別な選択肢になると思います。

また季節を変えて、
今度は違う表情の広島に会いに来たい。
そう思わせてくれる、静かで満たされた滞在でした。

Written by 渡邉ばう
Hotel Stay & Atmosphere Notes

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